施工事例
現代的なデザインで蘇る玄関周り

M様邸では、既存の要素を刷新し、統一感のある快適なエクステリア空間を創出しました。
玄関の顔となる門柱は、スギーウォールを9段積み上げて安定感と重厚感を演出しています。笠置にはスギーキャップを用い、全体のデザインに統一感を持たせました。マットブラックのエメールポストは、前入れ後出しという使い勝手の良さとダイヤル錠による安心感を兼ね備え、デザインのアクセントとしても機能します。
足元には、ジャミコンクリート打ちの洗い出し仕上げを施し、自然な風合いと上質な質感を両立させました。W70の割溝は、デザイン性だけでなく、水はけの機能性も考慮しています。
物置下や、随所に防草シートと新見石灰石の化粧砂利を敷設し、機能的な雑草対策と美しい景観を両立させています。既存のコンクリートや木製テラス、アプローチを撤去し、新見石灰石を基調としたデザインで全体を再構築することで、統一感のある洗練された外観が実現しました。
低木や下草の寄せ植えは、硬質な素材感に温かみを加え、季節ごとの彩りを提供します。この緑の配置が、住まいの顔であるエントランスに生命感と奥行きをもたらし、訪れる人々を穏やかに迎え入れます。
既存物置の移設も行い、敷地全体の使い勝手と美しさを向上させる計画としました。これらの要素が調和し、機能性とデザイン性を兼ね備えた、永く愛されるエクステリア空間が完成しました。

