K様邸のエクステリアは、現代的な住まいの佇まいに寄り添いながら、機能性とデザイン性を両立させたプランニングが特徴です。
アプローチから玄関へと誘う土間は、洗い出し仕上げの玉砂利をアクセントに、コンクリート打ち金鏝押え仕上げを基調とし、曲線と直線を組み合わせた割溝が施されています。この割溝には砕石が敷かれ、美観を保ちつつ、雨水桝に接続された排水計画により、スムーズな水はけを実現しています。また、敷地全体の勾配を考慮した丁寧な仕上げは、車両の出入りや歩行の快適さを高めています。目地にはピンコロ石が用いられ、アプローチ全体に引き締まった印象を与えています。
住まいの顔となる門まわりは、ヴィンテージウッドウォールを採用した門柱が印象的です。門柱には、キリモジ リグリアの表札と、前入れ後取り出し式の口金MS 2B-15ポストがスマートに収まり、住まいのスタイリッシュな印象を一層引き立てています。
敷地境界には、再生木板を用いたエコモックオリジナルフェンスが横貼りで設置され、プライバシーの確保と同時に、温かみのある木調が外観デザインに調和をもたらしています。足元にはトーヨーイースゼロの境界塀を組み合わせることで、堅牢さとデザイン性を兼ね備えた美しい仕上がりとなっています。
これらの要素が一体となり、K様邸のエクステリアは、機能的で使いやすく、住まい全体の魅力を高める上質な空間として計画されました。